2011年12月26日月曜日

エロゲ第76弾!『翠の海-midori no umi-』 中途半端でゲンナリ

2011年10月28日にSky Fishの姉妹ブランドCabbitデビュー作として発売されました、真実の欠片を探すサスペンスADV『翠の海-midori no umi-』

ストーリーは、

主人公・櫂はある日、見知らぬ深い森の中、記憶を失ったまま倒れていた。 目を覚ますと、みちると名乗る少女が現れ、櫂に近くの屋敷で共同生活をすることを提案する。

みちるは櫂に対し、この場所は楽園であり、櫂はそこで暮らす権利を得た選ばれた人間なのだと告げる。

さらにみちるは、自分も含め屋敷の住人は櫂と同じように全員が記憶を失っているのだと言う。

櫂は疑問を持ちながらもみちるの提案を受け入れ、屋敷でみちるを含めた、自分と同年代の8人、幼い子ども3人の計11人と共同生活を始める。

屋敷は四方を深い森に囲まれ幽閉されているにも関わらず食事、電気、水道といったライフラインが完備されている。

櫂が屋敷での生活になじみ始めた矢先、一人の幼い少年・拓真が姿を消し、櫂は拓真の失踪とこの場所、自分たちの過去などの真実を追究したいと考え始める。











いわゆるクローズド・サークル物でありまして、

深い森に囲まれ抜け出すことが不可能な館。
10人前後の同じ様に記憶を失った同年代の若者達。
館で生活するためのルール。
ライフラインである水や食料や電気などどうなっている。

ちょっとづつ記憶を取り戻しながら色々と思う事もありながらも仲良く共同生活をしていたのだが、ある日仲間の内の一人が行方不明に・・・・・・

っと話が各ルートへと進むんですがどれもなんじゃこれって感じのシナリオ( ̄Д ̄;;

クリアした人には分かると思うが、元々からしてこの館の存在意義はどうなんかと。
みんなお金持ちっぽく理由はともかく世間から隠すためにこの館に放り込まれているって感じですが、お金持ちならもっと簡単に違う方法があるだろうと。
ここに入れられる=生死はどうなってもええってなってるんやしね。
このゲームで根本であるこの設定からしてなんか腑に落ちない。

そしてこの楽園である館の秩序を守る為には害となる人物を殺害したりもするんだが、ひぐらしのような怖さを入れたいんだろうな~とは思うんだけど、怖さがまったくねぇしどうせやるならもっと狂気に満ちた感じでやってくれないかなと。

みちるはまだ嫌々なのでいいとしても、紡はヒャッハーっとハサミで指や耳ちょん切るとか裁縫得意なので目や口縫うたりとか色々と残虐性もたしてくれてもいいのに、ただハサミで刺すだけとかなんなんそれやし(@Д@;

そして各ハッピーエンドはあららって感じで悲しくなるし。

例えばみちるルートで櫂がみちるを救うために両親に会いにいくってとこなんかおかしすぎるだろ?
おかんが狂ったのは兄が亡くなったためってのは納得できてもおとんの心境はどうだったんだと。
狂っているわけでもなく救世主として有名なおとんなのに息子を館に送り込んだりしたわりに、助けを求めて現れた時にはあっさりと力を貸すとか意味不明やし。
だって死んでもええようなとこにわざわざ記憶を飛ばし入れたんやで。
なのであの短いテキストで和解できるほど軽い遊びのような感じになってしまい、今までの盛り上がりや緊張感(ありませんが)がすっ飛んでまうし。




CG・シーン共100%達成。  評価は★★☆☆☆。

新たな視点で美しいビジュアルと物語で頑張っていきますなどとHPに書いておりますが、CGスタッフに力を入れているのか物語がまったく追いついていない状態でしょうねと。

まぁ 次があるか分かりませんが(;´Д`)y─┛~~

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