今更ながら 『バイオレンスジャック完全版 ～永井 豪～』 を読んで倒れそうになった(*´ρ`*)

永井豪の作品は沢山ありますが、どれもチラッと読んだぐらいで最後まで読み終えた作品が一つもありませんので、長年気になっていた今回の作品バイオレンスジャック完全版を時間ができたもので一気に読んでみる。

古い作品なので軽くストーリーは、

巨大地震（関東地獄地震）によって壊滅し、本州から分断された関東。その無法地帯となった関東を暴力によって支配しようとするスラムキングと、それを阻む謎の大男バイオレンスジャックを中心とする死闘、そして絶望的状況下で逞しく生きる人びとを描いていく。

世界観はマッドマックスや北斗の拳のような感じだと思って頂いて大まか間違いないだろと思う。

オイラもそう思って読んでいたんだが、

何かいたるところ突っ込みどころ満載で、バイオレンスな話なのにどうしても笑いが出てしまうのは何故なのか！

ちょっと例を挙げよう、

永井豪の漫画なのでおっぱい出てくるのは当たり前なんですが、

「チャックぐらい上げろよっ！」とこの荒廃した世界でチャック下げチクチラバイクってなんなん？って思うんだけど、

話が先に進むと、

下もなくなり全開ですｗｗｗ

緊張感も飛んでまうしスカーフの意味ねぇやんと・・・

まぁ　こんな小さな事にいちいち突っ込んでいてはまったく話が進まない。

だってこんなもん序の口で、

ア　アフロ？

ちょっとまてぇぇぇい！ ドッキングしてますやん

ハァハァハァ　　ちょっと脳ミソが痺れてきたし（￣ロ￣；）

どんどん読み進めていくと、

もはや人間ですらない物から、

ペロペロさせてる妖怪とかもう展開がグチャグチャで、

最後のオチなんて、

あなた誰ですか？(；´Д`A ```

結論から言うとこのバイオレンスジャックはデビルマンの後日談になるんでしょうが、どこをどうして話がこんな風になってしまったのかが不思議でしょうがない。

１９７３年の作品で北斗の拳やマッドマックスより先にこの世界観を作りだしてるのはすげぇ感心するし、物語の最初の方は暴力に虐げられながらも力を合わせて弱い者が立ち向かい成長していく姿にジャックが絡んでドキドキできたのが、中盤から自分の作品のキャラ出しすぎて話が飛んでもうてオチはこれですしね。

最初からこうなるのを考えていたならある意味すげぇなとも思うが、どうしても中盤辺りからは無理やりっぽい感じがしてたまんねぇし、１７年間もやってたら途中で変わるのもしょうがないかなとも感じたりと複雑です。

まぁ　それでもそれなりには楽しめたのでよしとしよう。
あまりエロさは感じないけどおっぱいだらけやしｗｗｗ

OVAで１８禁出してので、どっかのエロゲメーカーがちょこっといじってエロゲ化してもええのにね。