2003年12月26日にNitro+から発売されました、サスペンスホラーADV『沙耶の唄』。
名作エロゲとしては必ずと言っていいほど登場する作品なので、気になっていたのもあり50本目記念としてやってみる。
ストーリーは、
爛れてゆく。何もかもが歪み、爛れてゆく。
交通事故で生死の境をさまよった匂坂郁紀は、いつしか独り孤独に、悪夢に囚われたまま生きるようになっていた。 彼に親しい者たちが異変に気付き、救いの手を差し伸べようにも、そんな友人たちの声は決して郁紀に届かない。 そんな郁紀の前に、一人の謎の少女が現れたとき、彼の狂気は次第に世界を侵蝕しはじめる。
やり始めるとグロ系なんだろうかとワクワクして進めていたんだが、オイラにしてみれば全体的に消化不良(;´Д`A ```
カニバリズムも入れてるのならもうちょいエグイ表現を出してくれてもいいんじゃないかなと思うんだけどもったいねぇ。
これが名作と言われる要因はどこなんだろう(@Д@;
病室の扉越しでの携帯のメモ機能を使っての最後の会話のとこや、郁紀のためだけの世界になったとこ?
真相を知る最後の一人の生き残りになってしまった耕司?
ボコボコに耕治にやられながらも郁紀に寄り添うように死ぬ沙耶とか切ない様な気もするが、それまでの揺に対しての行動や壊れていく様を見ているとそこまで共感するほどでもないんだけど、やはり謎の知的生命体である沙耶との禁断の愛なんだろうとは思う。
だけどね、ストーリーの核心にせまるであろう奥涯が自殺するのと、それを追いかける涼子の動機がめちゃ薄い気がすんねんなぁ。
沙耶に究明の手が及ばないようにと自殺した奥涯も証拠残しまくりでわけ分からんのと、涼子の方は直接沙耶と関わったわけでもないのにあそこまで入れ込むのに無理がある気がしてたまらんし。
そこいうとこなど合わせて総合的にみるとなんとなく・・・なんだよなぁ(;´д`)
サクッとコンプして評価は★★★☆☆。
ロープラとしては濃ゆくて十分な内容だとは思いますが、9年前の作品やし今やればこんぐらいにしか感じないかもしれませんね。
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