2011年4月10日日曜日

『阪急電車【有川浩】』 京阪電車バージョン出ないの?

Han彼女が「面白いから読んでみ」と勧めていたんですが、なんか京阪電車に対しての裏切り行為のような気がしてどうしても読む気がしなかったんだが、今月映画も公開される事だし読んでやろかと上から目線で手をだしてみる。



読み始めの1ページ目の説明文からして読む気がそがれるその一文、



関西圏では大きな私鉄グループとなる阪急電車は、えんじ色の車体にレトロな内装が個性的な車両を各沿線に走らせており、
鉄道マニアの人気が高いことはもちろん若い女性からも「かわいい」と好評を博している。
女性観光客などは「オシャレ!」とびっくりするほどだ。



どうよ これ?  



えんじ色? オシャレ? かわいい?



気品があるというか雰囲気があるのは肌で感じるが、ただの小豆色のババ臭い電車やん。



まぁそれ以上に京阪電車は黄緑色で腐った虫のような感じで品がない電車なので大きな声では言えませんが(今は新型で綺麗ですが)、ちびっとライバル心を抱きながらも何とか読み進めていくと、



 



3時間後



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すんません 



 



めちゃおもろいがな(*´Д`*)



てか今津線沿いに住みたくなるまで阪急電車LOVEの心境になってまうアホなオイラが痛いしhhh



内容は、簡単に言うと阪急電車今津線の宝塚駅から西宮北口駅までの8駅の中での車内での色々な人の出会いと繋がりと人生。



会話が関西弁なのでちょっと文字で読むと奇妙な感じもするが、人ってどこかで知らないながらも繋ってるんだろうなと思わせてくれるじんとくるお話でもあり、電車に乗る事がいつもとは違う感じで楽しく乗れそうになれるほのぼのとしたお話で楽しめました。



欲を言えば、やっぱオイラがよく使う京阪電車やったら駅名や周辺情報も知っているのでもっと楽しめたんだろうなと思うと、今回の物語の阪急電車や今津線を利用している人が羨ましいかぎりっす(ノд・。)



ちなみに最後の解説は児玉清さんが書いてるんだが、「図書館戦争」の作者が一緒だとここで初めて知ったし・・・
正直アニメはつまらんかったんだが、小説はおもしろいのかな?
ちょっち気になってきたし(;´д`)



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